プラズマやレーザー切断などの熱切断用途では、大量のヒュームや粒子が発生し、オペレーターに健康上のリスクを与えたり、切断機に損傷を与えたりする可能性があります。
多くの場合、作業者の煙への曝露を減らし、高価な切断機コンポーネントを保護するために、切断システムには集塵機が必要です。除塵システムを設計する際には、集塵機への熱切断プロセスにおけるさまざまな要因の課題を十分に考慮する必要があります。これらの要因には、粉塵の粒度分布、煙の濃度、システムの圧力損失、可燃性粉塵のリスクが含まれます。
一般的な熱切断用途: 乾式切断テーブル
切断装置のメーカーは通常、切断中のシートを保持する乾式または湿式の切断テーブルを提供しています。乾式切断プラットフォームの場合、通常はカートリッジ集塵機が使用され、煙はダウンドラフトテーブルのエアダクトを通って集塵機に運ばれます。
潜在的なリスクとハザードの分析
他のプロセスと同様に、お客様は集塵ソリューションを選択する前に危険性分析を実行する必要があります。通常、熱切断プロセスでは火花が発生し、収集された粉塵はほとんどが可燃性であるため、爆発や火災の危険があります。乾式集塵システムでは、発火源の解決策を考慮する必要があります。
さらに、異なる金属を混合するリスクも考慮する必要があります。
近年、OSHA は六価クロムを含む多くの粉塵の許容暴露限界を大幅に引き下げました。特にステンレス鋼などのクロム含有金属を切断する用途では、炭素鋼やアルミニウムなどの他の一般的な金属よりもクロムが大幅に多くなります。屋内の放射条件では、この問題はより顕著になります。
集塵機選定時の注意点
乾式切断プラットフォーム用の集塵機を選択するには、まず煙と粉塵のオーバーフローを制御するために必要な風量を決定する必要があります。一般に、切断テーブルの幅が広いほど、ヒュームを捕捉するためにより多くの空気量が必要となり、そのため必要となる集塵機も大きくなります。抽出ユニットのサイズ、シート被覆率、切断プロセス中に同時にオンになる抽出ユニットの数など、他の要因も空気量に影響します。
ダウンドラフトワークベンチは、煙を効果的に捕捉するために必要な総空気流量を減らすために複数の吸引ユニット (またはゾーン) に分割されることが多く、これによりコレクターのサイズが小さくなります。次に、切断ヘッドの数、切断技術 (レーザー、プラズマ、酸素燃料など)、切断される材料、切断速度やトーチのタイムゾーン分割などの要素に基づいて集塵機の選択をカスタマイズします。大きなワークピースの場合は、複数の切断機を 1 つのダウンドラフト テーブルに組み合わせることができます。
切断プラットフォームを通る空気流は、ヒュームの上昇速度に打ち勝つためにプラットフォームの表面に下降気流を生成するのに十分な量でなければなりません。下降気流速度は、ヒュームや粒子が切断テーブルから逃げるのを防ぐために必要な最小空気速度で、熱切断用途では通常 150 ～ 250 フィート/分であり、切断テーブルの設計とサイズに基づいて調整する必要があります。
CSDCシリーズ集塵機のソリューションと利点
熱切断用途によって発生する微細なヒュームには、安定した信頼性の高いシステム動作を保証するために、高効率のカートリッジ集塵機が必要です。当社の集塵機は主に設計上の利点と機能を備えています
統合された設計、コンパクトな構造、少ない土地占有率、簡単で便利な現場設置、低設置コスト。
さまざまな切断モデルの風量要件を満たすために、複数のモデルが用意されています。
小型、高性能、「プラグ アンド プレイ」設計で、連続動作に適しています。
異なる方向に 4 つの吸気口オプションがあり、現場でのパイプライン接続に便利です。
火災の危険を効果的に軽減する統合スパーククーラーを装備しています。
沈下流設計により、ろ過精度と洗浄効果を高め、安全性と信頼性を確保します。
お手入れが簡単なダストコンテナデザイン。
他の機械と接続して連携運転が可能です。
表面フィルターの材質は細かく設計されており、より優れたフィルター効果を実現します。表面濾過性能、マイクロファイバーでコーティングされた媒体、およびダウンフロー気流パターンにより、集塵機の性能が大幅に向上します。
1. マイクロファイバーコーティングにより濾過効率が向上し (遮断、拡散、衝撃メカニズムによる)、非常に細かい粒子も効果的に遮断して排ガス流から除去できます。
2. マイクロファイバーコーティングの表面濾過機能により、フィルター膜表面で微粒子を捕捉し、パルス洗浄により効果的に剥離します。3. 極細繊維を含まない一般的なフィルター材では、メディア繊維の内部にパーティクルが埋まり、パルス洗浄エネルギーでは除去しにくく、瞬間的に圧力差が上昇して除塵風量が低下します。切断プラットフォームに接触すると、煙を効果的に除去できなくなります。
4. 下降気流モードは、熱切断用途において差圧を安定に保つためにも重要です。パルス洗浄システムが作動しているときは、ダウンフローにより煙の微粒子が集塵機内部から排出され、逆混合が防止されます。
投稿時刻: 11-02-23
